株式会社アジラのグローバルエンジニア (Part 2)

アジラ・テック・ブログの第4回目へようこそ。今回は、社会の安全を守るための技術革新に、懸命に取り組んでいる国際的な技術者の若者たちを紹介したいと思います。

 

ティッシュ・ジャイスワル

インド工科大学(バナラスヒンドゥー大学)で土木工学を専攻し、東京大学大学院で空間情報科学修士号を取得しました。インド・ニューデリー出身の意欲と才能にあふれた彼は、旅行や楽器演奏(ピアノ、ギター、フルート)にまで興味を持つオールラウンダーです。さらに、海外でより高度な研究をしたいという情熱から、日本での新生活をスタートさせ、異文化の観点から新しいライフスタイルに取り組んでいます。

 

アジラでは現在、人間のシルエットデータとポーズヒートマップを組み合わせて学習させ、人間の歩行パターンを捉えて再識別することができる変換器ベースのモデルを開発しています。また、シルエットベースとポーズベースの特徴をより効率的に融合させるための新しいアルゴリズムを開発しています。また、モデルの性能と汎化能力を高めるために、ラベル付けされていないデータセットを利用する自己教師付き学習アプローチについても実験しています。将来的には、MCTが多様な環境下で疑わしい人物を検出し追跡するのに役立つ、堅牢な歩行認識システムを実現したいと考えています。

 

ニラジ・ヤダヴ

インド工科大学マンディ校でコンピューターサイエンスとエンジニアリングを専攻し、学士号を取得した。インドのジャイプール出身で、アニメ鑑賞、レストラン巡り、ゲームなどを楽しむユーモアのセンスにあふれたカリスマです。また、ウェザーニューズという会社で2ヶ月のインターンシップを経験し、日本の労働文化やライフスタイルに触れたことが、アジラでのキャリアをスタートさせるきっかけになりました。

 

現在、アジラではMCTオフィストラッキングプロジェクトに従事しています。彼はシステム内のNeo4jデータベースを管理しながら、SCT(シングルカメラトラッキング)とMCT(マルチカメラトラッキング)の間の調整を扱っています。このプロジェクトの全体的な目標は、オフィス内の人々を追跡することによってNTTオフィスに管理を提供することで、オフィスの技術的な枠組みを強化することです。

 

リー・ウェイ・チャン

国立清華大学コンピューターサイエンス学部と大学院を修了し、ディープラーニングの研究に専念していました。趣味はバイクに乗る事と、哲学や数学の歴史に関する本を読むことで、心優しく知的な台湾人です。また、筑波大学への留学で初めて日本に触れ、グラフ理論を用いたSNS統計解析の研究を行っていました。

 

アジラでは、チャンは生物学的動作(BLM)チームに所属し、モデルベースと外観ベースのアプローチを用いて年齢推定と性別分類を強化することを主な研究目標としています。彼はこのチームで当初から研究しており、このモデルの精度、性能、速度を向上させたいと考えています。

 

最後に

 

株式会社アジラでは、現在も世界中のメンバーからの求人応募を受け付けています。ご興味のある方は、お早めにご連絡ください。